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葉にくるまれた、よもぎのお餅。
笠利の旅のお土産を探していて「カシャ餅」という名前に出合ったら、まず気になるのは、この葉っぱじゃないかな。
カシャ餅を包むのは、クマタケランという植物の葉。 「カシャ」はその呼び名です。食べるときには葉をはがします。
あの包みの葉に、名前がついていたんだね。お餅の材料と一緒に、どこの島で作られたものかも見てみよう。
「カシャ」は包む葉、「ふち」はよもぎにつながる名前
農林水産省のカシャ餅の紹介では、奄美の方言で「ふちもち」「ふっつもち」とも呼ばれると説明されています。「ふち」はよもぎのこと。
同じお餅を探していても、葉に目を向けた名前と、よもぎに目を向けた名前があるんだね。
同資料が紹介する材料には、よもぎ、黒糖、さつまいもなどがあります。ただし、さつまいもを加えない作り方や、小豆を入れるものも。
なので、名前が同じだから材料も全部同じ、と決めずに選ぼう。さつまいも入りを食べたいなら、そこは商品説明や原材料表示で確かめたいところです。
奄美大島で伝わる行事の話と、通販商品の産地は分けて見よう
農林水産省は、奄美大島で旧暦の3月3日や5月5日に、子どもの健やかな成長を願って作られてきたことも紹介しています。
店頭で見かけるお菓子に、家で作り、おすそ分けしてきた背景がある。
そう知ってから包みを見ると、持ち帰りたい理由も一つ増えるね。
一方、今回、楽天で確認できたのは徳之島産の「かしゃ餅 よもぎ餅」200gです。徳之島は奄美群島の島の一つですが、奄美大島の笠利で作られた商品という意味ではありません。
販売店の説明では、よもぎ餅をクマタケランの葉で包む製法を案内しています。
笠利で出合った味をもう一度、という目的なら、買った店や製造者の名前を先に照合してね。同じ名前の餅を取り寄せる楽しみと、旅先の一品を探し当てる楽しみは、それぞれにあるから。
届いたら、葉をはがして。温め方はその商品の案内へ
食べるときは包みの葉をはがす、というのが農林水産省の案内です。葉ごとかじる必要はありません。
今回の販売店には、電子レンジで少し温める案内があります。ただ、加熱時間や出力の数値は本文で確認できませんでした。自己流で長く加熱する前に、届いた商品の表示を見て、分からなければお店に確認しよう。
保存方法や期限も、伝統食としての一般的な説明から推測せず、その商品の表示に合わせてね。
まずは「クマタケランの葉で包んだお餅なんだ」と知るところから。
次にお土産の棚で見つけたら、名前、材料、作られた島。この三つを見ながら、自分が持ち帰りたい一品を探してみよう。